バーボン・ウィスキー「OLD CROW」である。CROWはもちろんカラスである。米国のカラスについては図鑑も資料も持ち合わせていないので種名は分からない。日本のカラスではハシボソガラスに似ている。カラスが麦の穂を掴んで止まっているデザイン。
1835年、ケンタッキー州フランクフォートでスコットランド移民のJames Crow氏が創業した。氏の名前を採ってCROWと名づけられた。氏は1856年に亡くなり、W.A.Games and Companyが名前と醸造所を継承する。続きは米国のWikipediaを読んでください。興味深い話が色々載っています。
バーボンについては安物のfour Rosesとか高めのJack Danielsとか数種類しか知らないので、味について批評できる能力を持ち合わせていません。
このラベルをよく見ると、白い背景にうっすらと透かしのように絵が見えます。画像処理で絵を無理やり浮かび上がらせました。1800年代の醸造所で、主人か従業員かわかりませんが2人でJAMES CROW WHISKEYと書かれた酒樽を荷車の上によっこらしょと乗せている場面のように見える絵柄が浮かび上がりました。
まだ、開封していません。どんな味だかわかりませんが、焦げたような香の強い野趣溢れるバーボンだったらいいなと思います。照明を落とした部屋で、OLD CROWをストレートでちびちびやりながら、JBLのスピーカーから流れるカントリー&ウエスタンを聞きたいな。
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