ロシアの古都スーズダリを歩く(9)スパソ・プレオブラジェンスキー聖堂を見学
2012-02-01


 「門の上の聖母教会」のトンネルをくぐってスパソ・エフフィミエフ修道院の内懐へ入る。
これはУспенская трапезная церковь「生神女(聖母)就寝祭(昇天祭)トラベズナヤ教会」。
трапезаトラペザは一般に食卓・食事・食物の意味だが、ここでは修道士たちが集う食堂の意。「ウスペンスカヤ・トラペズナヤ教会」又は「聖母昇天祭・食堂教会」。
 あるウェブサイトではУспенская трапезная шатровая церковь「ウスペンスカヤ・トラベズナヤ・シャトローヴァヤ教会」「聖母昇天祭・食堂・多角形尖塔型屋根の教会」。またТрапезная церковь Успения Пресвятой Богородицы「至聖なる聖母昇天祭の食堂教会」との表示も。 
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 正面の緑と金色のドームを持つ建物が修道院で一番重要なСпасо-Преображенский соборスパソ・プレオブラジェンスキー聖堂である。内部は聖人たちを描いた見事なフレスコ画で埋め尽くされている。
 その右手の建物は案内板には単にзвонница(古い教会の特殊な)鐘楼と書かれていた建物。あるウェブサイトではКолокольня Рождества св. Иоанна Предтечи「聖ヨハネのキリスト降誕鐘楼」とも書かれていた。聖ヨハネ教会と鐘楼が合体した特殊な形状をしている。後から知ったのだが、この鐘楼には多数のサイズの異なる鐘が吊るされていて定時にその鐘を操ってベルコンサートが催される。スーズダリを訪れるツアーでは、添乗員は旅行客に鐘の演奏を聞かせるために到着時間を調整するらしいのだ。
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金色と緑色の葱坊主屋根のスパソ・プレオブラジェンスキー聖堂の内部を見学する。その内部はキリスト教世界の物語を描いたフレスコ画で全ての壁と天井が埋め尽くされていた
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 スパソ・プレオブラジェンスキー聖堂の内部のフレスコ画(2)
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 スパソ・プレオブラジェンスキー聖堂の内部のフレスコ画(3)
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 スパソ・プレオブラジェンスキー聖堂の内部のフレスコ画(4)
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