電子ブックリーダーkobo touchでは、EPUB以外にPDF、JPEG、GIFも読めると謳われています。それでは、PDFやJPEGファイルをkobo touchのどこに、どういうふうに導入すればよいのか詳しく書かれたものがありません。
ダウンロードした「kobo touch ユーザーガイド」の54ページに「USBケーブルでPCに接続して、ドラッグ&ドロップで本を移動する。」と書かれているだけです。
ともかくやって見ることにします。
付属のUSBケーブルでパソコンとkobo touchを接続します。kobo touchの画面上でも「PCを検知しました」のメッセージが現れるので「接続」をタップします。パソコン側にはkobo touchのルートディレクトリ(一番上位のディレクトリ)が現れます。
ルートディレクトリにはRead_OnとWelcome_Guideの各国語バージョンが並んでいます。Read_Onには日本語ファイルがありません。Welcome_Guideには日本語版がありkobo touchで読めます。それ以外にサブディレクトリが3つあります。adobe-digital-editionsとkoboとDigital Editionsの3つです。
プリインストールされていた青空文庫7冊分のデータはkoboディレクトリの中のkepubの中にありますが暗号化されていて読めません。
kobo−kepubの中へPDFファイルをコピーしてみました。USBケーブルを抜いてkobo touchでPDFファイルを探して読もうとしましたが、見つかりません。失敗のようです。
次にルートディレクトリにPDFファイルを置いて見ました。今度はkobo touchのホーム画面に新規の本としてPDFファイルの表紙が現れました。成功です。JPEGファイルでも試しましたが同様に成功です。
ただ、ルートディレクトリに数百件のPDFやJPEGを置くと整理がつきません。サブディレクトリーを作ってその下に置いてもPDFやJPEGが認識されるのだろうか?と試して見ました。これでも成功しました。pdf fileとpictureというディレクトリを作りました。
pdf fileの下に置いたPDFファイルもpictureの下に入れたJPEGファイルもkobo touchで正常に認識されました。
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更に試して見ます。pdf fileの下に文庫本という日本語のサブディレクトリを作りPDFファイルを置いて見ます。問題なく認識されます。pictureの下に野鳥という日本語のサブディレクトリを作りJPEGファイルを置きましたが、こちらも大丈夫でした。多数のPDFやJPEGファイルをサブディレクトリを作ってわかりやすく保存できることが確認できました。
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