外人さん大歓迎、大阪市西成区・釜ヶ崎の安宿
2011-05-14


 日雇い労働者の街、大阪市西成区の釜ヶ崎地区を歩く。萩之茶屋1丁目から太子1丁目にかけて国道43号線南側に沿って安宿が立ち並ぶ。かってはドヤ街と言われてみすぼらしかったが、今ではこざっぱりした造りに生まれ変わっている。ドヤは宿をひっくり返した隠語。ドヤ時代は、カイコ棚の寝床が100円というときもあったが、今は個室になって最低1500円ほどになっている。呼び方もビジネスホテル、短縮してビジテルとかに変わった。

 この安宿に目を付けたのが、外国からやってくる貧乏旅行の若者たち。日本人の宿泊者が減っている中、ビジテル側は外国人大歓迎。英語表示を前面に押し出した宿も見かけた。Welcome、room is open、Check in OK、Non smokimkng room、などのちょっとスペルのおかしい言葉も並び、Special Servic (語尾のe が抜けていますよ)、3 day ¥5000 5day ¥8000、Shower room from 8:00 am to 11:00 pm。「貸し出しパソコン有ります」のアピールも忘れない。
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中には英語表示だけの宿もあり、日本人は歓迎せずなのか?と思える宿もあった。

 一方で、ホテル代0円とか生活保護相談無料とか表示している宿もあり、ひょっとしてこれ貧困ビジネスじゃないのかと心配になった。
[その他]

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