鹿島灘を飛ぶコアホウドリ
2013-05-20


 船は鹿島灘を行きます。
 茨城県鉾田市沖40キロの海上です。
 貨物船の姿をよく見かけます。
 コアホウドリがグライダーのように早朝の空を滑空しています。
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 コアホウドリは北緯28度〜55度の北太平洋を生息地域にしていて繁殖時期を除いて一生を大海原で過ごします。羽を伸ばすと2メートルにもなりますが、この大きな海洋で仲間と出会う機会はほとんどないでしょう。日本のレッドデータブックで絶滅危惧TB類に分類されているほどです。常に群れているのが常態の人間なら孤独に耐え切れず死んでしまいそうです。
 コアホウドリとほぼ同じ北太平洋を生息地域にしているアホウドリ科の鳥は、アホウドリ(Diomedea albatrus)、コアホウドリ(Diomedea immutabilis)、クロアシアホウドリ(Diomedea nigripes)の3種です。
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